経年により下地の防水紙(ルーフィング)が劣化し雨漏りがしてしまい既存の瓦を再使用して葺き直しの工事をしています。新しい屋根材に替える葺き替えと違い既存の瓦は再使用する為、新規瓦の材料費や廃材処分費が軽減されます。陶器瓦の場合、年数が経過しても瓦自体は再使用できる場合があるので下地の防水紙等の劣化の場合は、「葺き替え」ではなく少し手間の掛かる作業ですが「葺き直し」という事も可能となります。
作業手順は、①既存の瓦を一度取外していきます。②下地のルーフィングと瓦桟を新しくしていきます。③取外した瓦を再度葺いていきます。劣化している瓦は新しい瓦に交換していきます。取外した瓦は屋根の上で移動しながら作業を進めていきます。
下記写真は、日本瓦ハイシルバー、屋根坪数約28坪、現場は町田市南大谷となります。